都会は少し暖かくなってきましたが、
まだ白く見える山も、徐々に雪解けがはじまり春を告げ始めました。
兵庫県の豊岡~但馬は、自然の宝庫で
標高500m位の山中は、まだくるぶし位まで雪が残っています。
そんな中でも、フキノトウやシャク(山人参)、ノカンゾウなど
山菜が取れ始めました。
山菜は、山形をはじめ
市場では、栽培物が既に出回っていますが、
天然(自然)のものは、ほとんど出回ることは都会ではありません。
そんな貴重な天然の山菜を、少しずつではありますが
お届けできそうです。
写真は野萓草(ノカンゾウ)ですが、漢方薬で有名なカンゾウは甘草でマメ科の全く違う植物です。
野萓草はユリ科の植物で、和名のワスレグサは、
花の蕾(つぼみ)を調理して食べると、心配事をすべて忘れる程美味しいことからきているという説と、
その美しい花を見ると憂さを忘れることからきているという説があります。
※花の蕾=金針菜
万葉集にも、萱草(わすれぐさ)として4首ほどに詠われています。
『かた時も 見てなぐさまむ 昔より 憂へ忘るる 草というなり』
特に、春に、葉を根元から採取して基部の長さ2~3cmほどの白い部分を、
生のまま酢味噌をつけて食べるととても美味しいものです。
写真は、軽く茹でて酢味噌和えにしたものですが
優しい甘さとほんのりとしたほろ苦さが春を感じさせてくれます。
これから5月初旬まで、様々な山野草をお届けいたしますので、
ご要望がございました、担当スタッフまでお気軽にお問合せくださいませ。
株式会社 然
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~「食」のルネッサンス
あるべきものを あるべき姿に~
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