枝豆というと夏のイメージが強く、
ビールのつまみにされた方も多いかと思います。
枝豆は大きく分けて3種類あって、皮やサヤのうぶ毛の色の違いから
「白毛豆」、「茶豆」、「黒豆」に区別されます。
それぞれに特徴があるのですが、味はもちろん、粒の大きさや
早生、晩生などの収穫時期の違いなど、現在では400種類以上の品種があるそうです。
今日は、そんな沢山種類のある枝豆の中でも
『幻の味』と言われる10月中旬から11月初旬までしか収穫期間がない
「黒枝豆 晩生種』のご案内です。
元々は湖底だったと言われる篠山地方は、長年積み重なった『土』の力が素晴らしく
どんな野菜を作っても美味しく育つと言われています。
また朝晩の寒暖の差が明確で、野菜の甘味が出やすいというとても恵まれた土地です。
この篠山で作られている、黒枝豆の晩生種は早生黒よりも1ヶ月以上長く畑で育てられるため、その分実が大きく、ほくほくとした食感を楽しめます。
ただ育成期間が長い分、台風や残暑などの天候に左右されやすく、栽培が難しいため、希少価値があります。
また1年のうち、収穫期間が2週間程度しかないので、「幻の味」とも言われているのです。
然がご案内している『黒枝豆』は有機栽培の中でも
特に『土』にこだわり抜いた作りをしていて、ちょうど今頃の糖度は35度を超える
驚異的な美味しさを楽しめます。
成熟した黒枝豆は、茹で時間も10分近く茹で上げることで
甘味が増し、まるで栗や芋を思わせるねっとりしたコクのある美味しさが特徴です。
一般的な枝豆と異なるのは、さや(皮)が緑ではなく黄色や茶色くなった位が
抜群に美味しく、また茹でると少し黒っぽいのが特徴です。
以前、ある漫画でも記載されていましたが、
初めて黒枝豆を見た関東の人が、傷んでいると勘違いされることが
実際今でもあるようです。
写真の通り、見た目が普通の枝豆と全く違うことが
お分かりかと思います。
黒枝豆は、夜の間にたっぷりと水分と栄養を蓄えるので
朝方に収穫したものは最高に美味しく頂けます。
夏のあっさりとした枝豆も美味しいのですが、
この黒枝豆は『豆ご飯』にしても美味しい。
莢から外した『黒枝豆』は、生の状態だとこんな赤い色をしています。
これを、ご飯と一緒に炊き上げると味わい深い『黒枝豆ご飯』が簡単にできます。
料亭などでは、茹で上げた豆をご飯に混ぜることが多いようですが
ご家庭では最初から一緒に炊き上げたほうが旨みをよりお楽しみ頂けるでしょう。
わずかな期間ですが、季節の恵みをぜひお楽しみ下さい。
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住所:兵庫県芦屋市船戸町3-24-206
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営業時間: 9:00~19:00
定休日 : 土曜日・日曜日
【発行者】 株式会社 然
~「 食のルネッサンス 」
あるべきものを あるべき姿へ~
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