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然には中医薬膳師を始め、専門調理師、野菜ソムリエ、JSAソムリエ、利酒師、フードコーディネーター、CPA、ASIAGAP指導員など食のプロフェッショナルが在籍しています。

食材の流通だけでなく、食材の楽しみ方や使い方なども
小売店の方々へご案内している中で、こんな時期だからこそ、「健康」や「免疫力」につながる食材や食べ方も定期的にご案内して参ります

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初夏の陽気に、
在宅していると、風がない時は少し暑さを感じます💦
ウチワや扇風機がそろそろいりますね・・・

さてこの季節になると、関西で出回り始めるのが『水なす』!
関西以北では、まだまだ耳慣れないかもしれませんが、
懐石を主体とする和食文化の源流ともいえる京都や大阪では、
『水なす』は季節を代表する野菜の一つです(^-^)

普通の茄子とどう違うの?という質問をされるのですが、
その名前の通り、茄子に含まれる水分の含有量は何と90%以上!
ですが、この水分含有量の割に栄養価は高く、カロリーは低いため美容やダイエットにも人気の高い野菜なのです(^-^)

主な栄養。
ビタミンB群・ビタミンC、カルシウムや鉄分、カリウムなどのミネラル分、食物繊維までバランスよく含んでいます。

& 何といっても茄子と言えば、あの紫色。
そうアントシアニン系の色素、ポリフェノールです。

茄子のポリフェノールは、ナスニンと呼ばれるもので、
ポリフェノールは抗酸化作用の働きがあり、特にナスニンは眼精疲労の回復、ガン、動脈硬化、高血圧の予防、血液の流れを良くすることで生活習慣病の予防に大きな期待がされています。

また長時間のパソコン作業やスマホの使用で目が疲れやすい人には、体内からの疲れ目の回復に期待が出来るそうなので、在宅ワークの皆さんにはオススメですね?!

さて、水なすの食べ方ですけれど、
一般的には、ナスの中でも唯一、生で食べられるのが水なすと言われています。
(※ただこれは農業技術の問題で、きちんと土壌の物理性や植物生理を理解して作られた茄子は、生でも美味しく食べられます。農業指導を含めた作り手の技術と知識の問題です。)

水なすは皮が薄くアクが少ないため薄くスライスして他の野菜とサラダにしたり、美味しい塩と少量のオリーブオイル、バルサミコ酢でイタリアンの前菜のような食べ方でも美味しいです(^-^) 
ただ、くれぐれも包丁でカットせずに、手て割くことです。食感はもちろん味わいが大きく変わります。

漬物はもちろん美味しいですし、
皮が薄くて水分が多いので、煮崩れしそうと思われがちですが、使い方次第で和洋中すべての料理にプロの方々にも水なすを使って頂いています。
油と相性が良いのはもちろん、焼きナスから天ぷら、マーボー茄子、煮物でも水なすならでは美味しさが味わえます。

ちょっと手間ですが、個人的には「水ナスのフライ」でしょうか。
独特のクリーミーな味わいは、普通の茄子では味わえません。水ナスならではのクリーミーで優しいふくよかな味わいは誰もが「美味しい!」と仰ることでしょう。

実際、2年続けて百貨店の試食販売で「水ナスのフライ」を提供させて頂きましたが、子供から大人まで大好評でした♪

弊社で取り扱っている「水ナス」は、ミシュラン星付きのシェフ達からお墨付きを頂いており、美味しさは群を抜いています。

ぜひ、ご興味のある方は担当までご連絡下さいませ♪。

見た目が同じように見える果物でも、
土壌の物理性、植物生理を理解し、
健康な土壌で育てられた果物の本当の美味しさと安全性、
栄養価の高さは、そうではないものと比べるべくもありません。

土壌微生物が豊富な健康な土壌から作り出される果物は、
やはり健康で栄養価も高く美味しさに満ち溢れています。

同じ食べるものであるならば、
日々の食事に、健康の意識をプラスして、
元気に過ごしていきたいものですね!

You are what you eat!

La destinée des nations
dépend de la manière dont elles se nourrissent ‼︎

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株式会社 然
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「食の川上から川下まで」
  ~然は『野菜の価値を売る会社』です~
     
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